【Instagram LIVE】庄村聡泰さん with 田中秀行、稲川雅也(LIFE IS ROSE)

庄村聡泰さん(SNACK NGL)、コエドビール、一般社団法人LIFE IS ROSEの3社によるコラボレーションの企画内容を周知することを目的とした、Instagram LIVEを実施しました。(2021年8月21日)

参加メンバー:庄村聡泰さん(SNACK NGL) 田中秀行(LIFE IS ROSE代表理事)、稲川雅也(LIFE IS ROSE理事)

Instagram LIVEの模様

[稲川雅也(マサヤ)]
まず、ヒデさんとサトヤスさんの出会いのきっかけを聞きたいですね。

[庄村聡泰(サトヤス)]
僕が去年の1月にジストニアを理由に[Alexandros]の勇退させていただくと発表させていただいた後、友人や先輩後輩問わずいろんな方から誘っていただいて、飲みや食事の席で会わせていただく機会があったんですね。その中の一人が「SNACK NGL」代表の有本だったり。それで、自分の先輩が「いとこを連れてくるわ」と言って、お会いしたのがヒデさんだったんです。

ヒデさんは広尾と六本木ヒルズにお店を持っていらっしゃる「AFRIKA ROSE」というケニアから輸入をしているバラを専門として輸入販売を行っているお花屋さんで、且つフラワーアレンジメントのアーティストさんでもあられるわけですよね。ヒデさんが「ケニアとかアフリカって馴染みがないと思うんですけど…」と仰ったときに、僕は「ケニアには行ったことないですけど、セネガルはあるんですよね。」という話をして。そこで「えっアフリカでつながる奴、おんの!?」みたいな笑

[田中秀行(ヒデ)]
たしかに、たしかに。笑

[サトヤス]
お互い自己紹介させていただく流れになったときに、ヒデさんのお仕事のことを伺いつつ、僕は[Alexandros]を勇退することをお話して。また、数え切れないくらいの大切な友人たちと、数え切れないくらいの大切な趣味があったので。「お前、結構ドラム叩かなくても色々おもれぇぜ」と言ってくださる方が多くて「まぁ人生、なんとかなりそうではあります」という話をさせていただいたんです。

そしたら、ヒデさんが「LIFE IS ROSE」で提唱されていること、また今回のクラウドファンディングのテーマの一つでもある「酸いも甘いも噛み分けて、結果やっぱり人生バラ色っしょ!」みたいな。その精神性と共感する部分があるとヒデさんが仰ってくださったんですよね。

そこから、ヒデさんが元々繋がっていたコエドビールの朝霧社長と共同で、バラ風味のビールをつくるプロジェクトを計画中で、お花だけに「華を添えていただけないか」的なお話を頂いたのが、クラファン企画の始まりでございました。

[ヒデ]
さすが、まとめ上手!

(写真左)庄村聡泰さん (写真右)田中秀行

[マサヤ]
そのヒデさんとサトヤスさんの出会いの時に、僕もサトヤスさんと会う機会をいただきました。「AFRIKA ROSE」はケニアのバラなんですけれども、その流れで僕もアフリカにすごい行ってまして、アフリカの一番上のエジプトから、一番下の南アフリカまで。10カ国くらいを一人旅とかもしてたんですよね。そういう繋がりでサトヤスさんとも仲良くなり、ヒデさんと一緒に団体もやっているので、今回の一緒に参加させてもらっています。なのでサトヤスさんとはアフリカつながりでもあり、旅人つながりでもあり。今回一緒に何かお仕事できる事がすごい楽しいなって感じています。

[サトヤス]
俺としては「なかなかスパイシーな遊び友達がまた増えた!」と思っていて。それと並行してビールのプロジェクトも水面下で着々とお話はさせていただ感じだったんですよね。

[マサヤ]
このビールもね、やっと皆さんにお届けできるようになったっていう感じですよね。

[ヒデ]
いやぁ、遂にね。本当に1年くらいかけてこのプロジェクトが公にすることができたので。今回はプロジェクトの裏側を話していきたいなと思います。今、着ているTシャツ。これが何なのかみたいな話を聞きたいですね。

[サトヤス]
事前にクラファンの話はもう2021年春頃には決まっていたお話で。その時には自分はアパレルの制作「SNACK NGL」をはじめる旨を世間様に公表をさせていただいておりました。

さっき申し上げた通り、バラだけにコンセプトに「華を添える」ってだけじゃ勿体ないから。LIFE IS ROSEさんとコエドビールさんと、俺という3社が関わる形になった時に、俺も何かしらのクリエイティブで関わりたいなって思ったんですよ。そこで「アパレルとして関わらせていただく訳には参りませんでしょうか?」と自分から直訴させていただいた次第です。

バラっていうのは昔から、色々なデザインのモチーフになっているものでもあるし、見方によって“幸せの象徴”でもあり、散る花びらや黒バラは、いわゆる“悲劇の象徴”でもあったりするじゃないですか。デザイン的には高低差の激しいお花っていうイメージがあるので、これが結構面白おかしくて。洋服に落とし込めばかなり遊べるんじゃないだろうかと思ったんですよ。

コエドビールのロゴって「クッソかっけぇな!」ってイメージがりました。ロゴTシャツあったら俺、着たいし。それを思ったのもきっかけですし。あとは、コエドさんのシンボルマークも、あれは花弁でそこに花びら足したらバラじゃね?みたいな、その近似値もあった。企画が8月からスタートする前段階として、一度自分の方からSNACK NGLとして一般社団法人LIFE IS ROSEさんにコラボで商品も作らせていただきたいですというようなお話をさせていただきました。

[ヒデ]
いや、本当にありがとうございます。

[マサヤ]
「トイレのモチーフにはどんな意味があるんですか?」というInstagram LIVEからのコメントがありました。そのデザインに込められた意図を聞かせてください。

[サトヤス]
これにはきちんと明確に意味を込めていまして。その前に一旦、LIFE IS ROSEさんのコンセプトのところの説明から入っていただくとよろしいかと思います。

[ヒデ]
はい。LIFE IS ROSEっていうのは「バラ色の人生」という意味があって。バラの種類は、なんと2万種類から10万種類あると言われているんですよ。「AFRIKA ROSE」でも常に30種類ぐらいは揃えているんですけれども、ケニアでは未だ名前が付いてないバラもあるぐらいなんですよ。ただ、そのバラは品種は違うんだけど、一輪一輪めちゃくちゃ素敵なんですよね。

それって今の世の中と一緒で、人にも当てはまることなんじゃないのかな?って思っているんですよ。だから、一人一人違った人生があっていいし、バラ色の人生も、“バラ色=ピンク”みたいなことは無いじゃないですか。だからそのバラ色っていうのが、“一人一人のバラ色であっていいんだよ!”っていうことを伝えていく団体ということで、2016年からコミュニティとして始まったのが、一般社団法人としてスタートしたという経緯があるんですですよね。

[サトヤス]
その流れで引き継ぎますけれども、僕自身の“バラ色”の観点というのは、物の見方の転換というか。はたから見れば不幸だったり、トラブルだったり。ある種で刺激的なものっていう意味では、それにダメージを負うんじゃなくて、そこにワクワク出来ればバラ色でしょ!みたいなことだと思うんですね。

まさに忘れもしない、皆さんに初めてお会いした時に、「ドラムが叩けなくなったからこそ、より音楽自体がキラキラして見えるようになるし、ドラムが叩けなくなったからこそ、ドラマーのことがより一層好きになった。」みたいなお話をさせていただいた時に、「ああ、それがLIFE IS ROSE的な思念と、とても共鳴するところがありますね。」と言ってくださったんですよね。

今回SNACK NGLとしてコラボさせていただくにあたって、最初俺がどうしてもやりたかったのが、まさに今ヒデさんが着てらっしゃるトイレのフォトTシャツですね。

ありとあらゆる自分の人生の失敗だったり、やらかしだったり、ミスだったりっていうのも、後々考えてみれば「あのミスがあったから、俺今こうなんだよね」って考えると、結構それって「それもあながち間違いじゃなかったのかな」って。トラブルだったり、失態だったりミスだったりを、ちょっと愛してみてはいかがでしょうか?という意味を込めてデザインさせていただいたものでございます。

こうお話しすると、とても聞こえがいいんですけれども…要するにですね。自分も酒好きでよく飲ませていただくんですが、偉い人と楽しく飲んでたりとか、バンドのテンションぶち上がった友人に飲まされたりとかでですね、ちょっとトイレを汚してしまった経験がある訳です。今Instagram LIVEをご覧になられてる方の中で、何人かは必ずそういった経験があられる方いらっしゃると思うんです。ただ、それも翌日だったり、もしくは1週間先だったり、何なら5年先ぐらい思い返してみると、「意外とあの悪酔いも、結構いい思い出だったよな」って振り返れる時が必ず来ると思っていて。

要するに、トイレで粗相をしてしまったもの。後々「あれってすげぇバラ色だったよな、あの粗相。」って思うことも可能だし、俺は結構そういうふうに考えてます。自分のミスを愛すってことは自分の失態を笑えるようになる。自分で笑って生きるってことはそれって、バラ色の人生であることの1個ですよね。

[ヒデ]
そうですね。そこでサトヤスさんがやっている「SNACK NGL」っていうのが“ぶっちゃけ”っていう意味があるじゃないですか。(NGL=“Not Gonna Lie”の略。日本語訳で“ぶっちゃけ”)僕らとスナックのコラボTシャツの意味っていうのが、「ぶっちゃけ人生バラ色だよね!」ということなんですよね。

[サトヤス]
そうなんです。“NGL LIFE IS ROSE”って、「ぶっちゃけ人生薔薇色っしょ!」みたいな。それだから象徴的な存在として、トイレとバラの花びらを使わせていただいたのは、まさにそのバラを取り扱う社団法人さんと、こちらは洋服が売っている飲み屋をやらせていただいてるブランドでもあるので、そこのイメージを直結させるとそういった形になりました。

先ほども申し上げました通り、病気でドラムが叩けなくなったけれども、今はよりその人生で深く愛せるものができたのって事実はあるし、SNACK NGL以外にも色々やらさせていただいていることに繋がる一個の大きなきっかけっていうか。自分の人生その先の生きるための1個だったっていう風に考えると、あながち悪いことでもない。俺はだから今ドラムが叩けなくなったことも不幸とも思わないくらい。粗相を認めて受け入れて愛することができるようになったってっていう意味もきちんと含んでいます。

[マサヤ]
ちなみにトイレの説明もあったと思うんですけど、こっちの黒のデザインが階段なんですよね。こちらはどういった想いが込められてるんでしょう。

[サトヤス]
今長々と白のTシャツについて語りましたけど、あの黒はマジで5秒で説明が終わります。説明いたしますよ。ヒデさんに「もうちょい抑え目のやつもお願いします」と言われて、「かしこまりましたー!」って(笑)

[ヒデ]
ぶっちゃけましたね(笑)

[サトヤス]
皆さんシャレが通じる方でもあるから、そうして考えると「実はこれってこういう意味があって」っていうのは凄くいいんだけど、社団法人の会員さんの中にも女性の方いらっしゃるんで、できればもうちょい着やすいのお願いします!っていうやつですね。

[マサヤ]
めちゃめちゃ裏話だな。

[ヒデ]
さっきね、サトヤスさんがドラムが叩けなくなったみたいな話があったじゃないですか。それを一般的には人生で苦い経験みたいなことに繋がると思うんですよね。やっぱりコエドビールと一緒に、サトヤスさんと一緒にやりたかった理由っていうのが、人生の苦い経験をした方がやっぱり人生って豊かになるのかなって思ったんですよね。

[サトヤス]
高低差はあった方がいいです。高すぎたら馬鹿になるし、逆に低すぎたら今度は人生諦めたくなっちゃうから、そのバランスは難しい所ではありと思うんですけど。

[ヒデ]
それにビールってちょっと苦いじゃないですか。だから、“人生の苦み”と“ビールの苦み”っていうのをちょっとね掛け合わせたかったんです。

※以上、2021年8月21日 Instagram LIVEより抜粋。

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